ホーム車両工作EF80

EF80(MICRO ACE)


 EF80という形式に思い入れは無かったのですが、昭和40年代の列車に興味を持ち始めてから気になる存在になりました。
 手持ちのEF81とは違った雰囲気を楽しみたかった為、ひさし付きの1次型を探してみたのですが、 既に店頭から在庫が消えており、たまに中古店にて割高な値段で見かける程度でした。
 そのうち入手できたらいいなと思いつつ数年が過ぎ、ある日たまたまネットオークションにて手頃な価格で見つかり、 勢いで購入してしまいました。
 今回の中古品は試走程度しか使用していないらしく状態はかなり良いものでした。
 走行音が大きめで昔のTOMIXの機関車みたいな音がしますが、 走りについてはフライホイールの恩恵かスムーズで安定しています。
 ただし、そのままの状態では気に入らない部分も多く、自分なりに手を入れてみました。

加工内容の紹介

手を入れる前の状態です。
高すぎる車高、カプラー周りの黒いパーツ、塗装で表現されたテールランプ・・・ この辺りの欠点を自分なりに対策してみました。

 まず車高の調整から取り掛かりました。

 ダイキャスト側のヘッドライト周りのパーツと外装パーツの干渉部分を削れば、 ダイキャストが外装パーツのより奥に入るようになりますので、車高が落ちたように見せることができます。

 今回はパーツ加工が面倒に感じましたのでライト周りのパーツ(基盤,遮光パーツ,フェルト)を全て取り除いてしまいました。
 ライト非点灯になってしまいましたが、遮光パーツを外すことにより運転席周りのスペースが広くなり、 運転席周りがすっきりして見栄えが良くなりました。

 ダイキャストが外装パーツの奥まで入るようになると、今度はスカートが外装パーツに干渉するようになりますので、 スカートの固定位置が車高が落ちた状態に合うように加工しなければなりません。
スカートの爪をうまく加工する方法が最良と思われますが、加工が面倒になりそうだと感じましたので、 スカートの上部にプラ板を挟み込んでダイキャスト側に直接固定してしまいました。
 スカートは今までよりも下側にオフセットされて固定されるようになります。 このままではスノープローと線路が接触してしまう為、一度スカートからスノープローを切り離し、 間隔を詰めてから接着しました。

 最後に台車パーツ(爪のような突起物)の車体と干渉する部分を削って加工は終了です。
 上記の様な加工を施すと最終的にここまで車高を落とすことができます。
 加工前の状態を記録していないのですが車高は0.5〜1mm程度落ちていると思います。

 車高とは関係ありませんが、動輪輪芯を表現するために、車輪の内側を黒で塗装しています。
 (どこでも売っているような油性マジックを使っていますので、塗装と呼べるようなものではありませんが)
 今回初めてテールランプの別パーツ化に挑戦してみましたが、かなり神経を使う難しい作業でした。
 車体のテールライト部分にドリルで穴を開けるのですが、少しライト周辺のパーツを傷つけてしまい、 塗装が禿げてしまいました。(写真の通りあまり目立たないレベルではありますが)
 テールライトパーツはKATOの457系から流用しました。

 スカート周りの黒い枠(カプラー固定用パーツ)は見栄えが悪い為、一旦取り外し、 枠部分を削ってからKATOナックルカプラーを装着してスカート裏側に接着剤を使って固定してしまいました。
 カプラー周りは気軽に分解できなくなりましたが、滅多なことでは分解はしないと思いますので気にしていません。
 加工前の状態に比べればだいぶ見た目は改善されたと思いますが、黒いパーツがまだ目立つ状態です。 この部分についてはまだ何か対策できると思いますが、現状はこれで妥協しています。
 客車と連結させた状態です。
 連結間隔もそれなりに狭くなりました。
 KATOのEF81と並べてみました。

 やはり車高の調整とテールライトの別パーツ化は効果的でした。
 悪くない仕上がりと思います。


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