
1992年から夫婦で山歩きをはじめました。「日本百名山」の後は、ちょっとスリリングなルートにも挑戦。
「いつかはマッターホルン!」
kniferidge&monchan
白峰三山(南アルプス)
最新山行の紹介
小同心クラック(W−〜W) を登って小同心の頭へ 横岳主峰直下(V・背後は小同心の頭)
花のある岩場(八ヶ岳横岳西壁小同心クラック・2010年7月下旬)
夏山行第一弾はなかなか目的地が決まらず迷っていたところ、学生時代読んだ短編小説のタイトル「花のある岩場(井上靖)」がふと浮かびました。ストーリーは全く覚えておらず思い出したのは当時タイトルから連想したイメージだけ。「やっと登った頂の先の切り立った岩場に可憐な花が一輪咲いている」という安直なもので、このイメージに結びついたのは、どういうわけか横岳西壁(八ヶ岳)でした。
横岳西壁は、赤岳鉱泉から見上げると険しい岩の屏風のように見えます。特にその左端の一際目立つ大同心と隣の少し小ぶりな2つの岩峰(小同心)はずっと気になる存在。ただ、今年の4月に同じ横岳西壁の石尊稜で敗退しており、依然として私たちには眺めるだけの山でした。
ところが、無雪期登攀には向かない八ヶ岳の岩場(岩が脆い)には珍しく、ガイドブックには小同心左岩峰のクラックルートは比較的岩が堅く通年登れる初心者ルート(4級)とあります。小同心の頭の先は横岳主峰(奥の院)に続いており、夏の横岳は花が多いことでも有名。万年初心者の私たちでも夏なら登れそうだし、花も期待できそうということで挑戦することにしました。実際行ってみると、小同心クラックは、全般的に写真よりずっと急に見える上(75度くらい?)、下部の集塊岩の階段状フェースは今ひとつホールドが信頼できずチェックしながらの登りとなりました(∵人頭大の岩が抜けた)。
中間部以上のチムニーは比較的安定しておりホールド・スタンスも豊富かつ大きめでステミング(凹角の外側に足を突っ張りながら登る)の連続で容易。肩直下の出だしが被り気味のクラック(左ルート)も手前がテラスで支点もあり然程問題ありませんでした。
そもそも冬のバリエーション(クランポン登攀)をフラットソール(クライミングシューズ)で登ったのですから当たり前ですが、小同心の頭で妻の第一声も「あっけなかったね」。花の方はというと基部にミネウスユキソウ・イワオウギ、小同心の頭の近くにウルップソウがひっそりと咲いていました。手の届くところにありイメージとは違っていたけど、眺めるだけという点では(八ヶ岳は国定公園のため原則採取できない)これも「高嶺の花」というところでしょうか。稜線の方は大同心の頭から続く西側斜面のコマクサや鉾岳のトラバース道のミヤマキンバイが見事でした。他にもいろいろな花が咲いていましたがなかなか名前を特定できず図鑑とにらめっこ中。
ちなみに、「花のある岩場」ですが、舞台は「奥穂のザイテングラート」、象徴的に扱われている「花」は「シコタンハコベ」でした。
大同心の上に咲いていたコマクサ写真1 写真2平日クライミングだったし日帰り可能なところを2日の日程としたので、登攀中は全く人に会わず、また稜線ではゆっくり散策ができ、今回も比較的楽な割に充実した山行となりました。八ヶ岳は登山口の標高が高くて涼しいし何と言ってもアプローチが短いのが有難いです(特に美濃戸から入山の場合)。
今年の一名山2009年 更新履歴(山行記録等)
7/29 最新山行の紹介を更新「小同心クラック」2010年7月 7/29 最新山行記録を更新「火打山」2010年7月 7/1 リンク集に岳舟さんのブログ「山へ行かない日」を追加しました。 6/17 最新山行記録を更新「針ノ木峠から針ノ木岳・蓮華岳」2010年6月 6/16 最新山行記録を更新「金峰山・五丈岩」2010年5月 6/4 最新山行記録を更新「木曽駒ヶ岳上松Aコース」2010年5月 5/29 リンク集にkonohaさんの「剣岳百景・剣岳周辺の里」を追加しました。 5/18 最新山行記録を更新「水無川本谷+源次郎沢(丹沢)」2010年5月 4/21 最新山行記録を更新:厳しかった残雪の石尊稜2010年4月 3/30 「ウェストンの足跡」一部更新 2/6 「山の手帳・別冊」をオープンしました。これに伴い「ちょっとバリエーション」「雪山ハイク」の記録のうち少し古くなったものは「別冊」へ移転しました。 1/10 甲斐駒ヶ岳黒戸尾根(2010年1月最新山行記録・ウェストンの足跡を訪ねて・雪山ハイク) 12/8 筆頭岩(2009年12月初旬・ウェストンの足跡を訪ねて・ちょっとバリエーション) 11/6 御前ヶ遊窟(2009年10月末・ちょっとバリエーション) 10/21 明神岳主峰東稜(2009年10月中旬・ちょっとバリエーション) 10/4 千畳敷ハイキング(2009年10月山行一覧) 8/27 奥穂南稜+奥穂西穂縦走(2009年8月ウェストンの足跡を訪ねて・ちょっとバリエーション・) 8/14 乾徳山頂上岩壁第一岩稜(2009年8月ちょっとバリエーション)
阿弥陀岳北稜
「山の手帳・別冊」の紹介
「別冊」は「山の手帳」の少し古くなった記録の保管先として開設しました。また、旧「山の手帳」(〜2003年)の記録やデータ不足等で公開しなかった山行メモも整理し,「別冊」の方で採録しようかと考えています。
5/8 「ウェストンの足跡」一部更新 3/24 別冊山行一覧内に「山行メモ」を新設 2/13 新雪の立山(1999年11月)〜別冊雪山ハイク 2/6 剱岳チンネ左稜線・八ツ峰6峰Aフェース(クライミング講習2001年7月)〜別冊ちょっとバリエーション 2/6 谷川岳一ノ倉沢烏帽子岩南稜(クライミング講習2001年5月)〜別冊ちょっとバリエーション 1/24 甲斐駒ヶ岳・鋸岳縦走(2003年9月)〜別冊ちょっとバリエーション
「山の手帳」目次
最新山行記録
火打山(上信越国境)
(2010年7月上旬)ちょっとバリエーション
剱岳八ツ峰6峰Cフェース雪山ハイク
大同心小同心(八ヶ岳)
ウェストンの足跡を訪ねて
暫定版日本百名山
剱岳お花・もみじ・てんぼうの山
涸沢
準備中
お気に入りの山域・山
準備中
年別山行一覧
尾瀬リンク
| 当サイトはリンクフリーです。但し個別のコンテンツ(山行記録・写真等)の著作権を放棄しているわけではありません。 リンクされる場合は必ずトップページへお願いいたします(下記URL)。 URL:http://hwm6.gyao.ne.jp/shimaneco/ 管理人:kniferidge&monchan |
|||||

![]() [ ホーム | ランダム | 一 覧 | 参 加 ] |
||||